価格戦略の基本:原価足し算ではなく顧客価値と粗利で決める
WTP、同じ目的を満たす別の選択肢、価格構造、継続、粗利を組み合わせて持続可能な価格を設計する。
価格戦略の基本で最初に押さえること
価格戦略は原価に利益率を足す作業ではない。顧客が特定状況で得る進歩、回避する損失、代替の総費用、支払意思、提供原価を踏まえ、価値の分け方と交換条件を決める。 本記事では「価格は、顧客価値を事業価値へ変換する設計」を判断の軸に置き、一般的な定義を実務の選択へわかりやすく言い換える。
アンケートの希望価格や競合価格への追随だけではWTPを捉えられない。誰が価値を受け、誰が支払い、利用量や成果と価格単位が整合するかを見る。 事実と解釈を分け、対象顧客、利用状況、比較相手、観測期間を明記すると、用語の説明がそのまま施策の正当化に使われることを防げる。
価格戦略の基本で覚えるべきなのは名称より使える条件である。「価格は、顧客価値を事業価値へ変換する設計」を自社の顧客状況へ置き換え、誰の何を変え、最初に価格帯別の成約率がどう動くかを決める。結果が動かなければ、原価だけで決めるを疑い、対象か施策を見直す。