コンジョイント分析入門:顧客が本当に選ぶ機能と価格を見極める
機能ごとの好意度を聞くのではなく、価格を含む選択肢の組み合わせから顧客の優先順位とトレードオフを読みます。
コンジョイント分析入門を、誰のどんな状況で使うか
コンジョイント分析は、属性水準を組み合わせた複数案から選択してもらい、各属性が選好へ与える相対的な効用を推定する方法である。 対象は新商品や料金プランを設計する担当者であり、とくに「調査では全機能が欲しいと言われ、優先順位を決められない場面」で役に立つ。方法の名称から始めるのではなく、誰が何を決めるために使うのかを固定すると、集める情報と捨てる情報が明確になる。
顧客側には「買われる魅力を残しながら、不要な開発と高すぎる原価を避けたい」という気持ちがある。合理的な便益だけでなく、失敗回避、自律性、安心、承認、所属といった根源的な欲求のどれが強いかを見る。同じ属性でも状況が違えば、必要な証拠と選ぶ代替は変わる。