PSM価格調査の使い方:安すぎる・高すぎるの境界を読む
Van Westendorpの価格感度測定を、最適価格を自動で決める道具ではなく、受容範囲と追加検証を設計する材料として使います。
PSM価格調査の使い方を、誰のどんな状況で使うか
PSMは安すぎて不安、安い、お得感が薄れるほど高い、高すぎて買えないという四つの価格認識を尋ね、受容帯を可視化する。 対象は発売前の価格候補を絞る担当者であり、とくに「顧客へ希望価格を直接聞いても、支払意思と一致しない場面」で役に立つ。方法の名称から始めるのではなく、誰が何を決めるために使うのかを固定すると、集める情報と捨てる情報が明確になる。
顧客側には「高すぎて選ばれない失敗と、安すぎて価値を疑われる失敗を避けたい」という気持ちがある。合理的な便益だけでなく、失敗回避、自律性、安心、承認、所属といった根源的な欲求のどれが強いかを見る。同じ属性でも状況が違えば、必要な証拠と選ぶ代替は変わる。