先に答え:この本は何に使える?
問いに対する結論を先に置く。この考え方を自分の課題に当てはめたいなら、『ロジカル・シンキング』を読む意味がある。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『ロジカル・シンキング』が示す答えは、「問いに対する結論を先に置く」である。本書は、この考えをデータ・意思決定の判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- データについて、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「並列する要素の基準をそろえる」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- データの全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- MECEに分けること自体を目的にし、重要度の低い箱を増やすことは避けてくださいを受け入れにくい人
まず試す:一つの提案について結論、理由、事実を三段に並べ、同じ階層の言葉の粒度をそろえる
照屋華子、岡田恵子/東洋経済新報社/2001/ISBN 9784492531129/記載版
本書は、何をどう説明しているか
本書が向き合うのは「抜け漏れや話の飛躍を減らし、相手が追える形で考えを組み立てるにはどうするか」という問いです。注目点を重なりなく分け、結論と根拠の関係を縦横に検査することで説明の質を上げる 一方で、MECEに分けること自体を目的にし、重要度の低い箱を増やすことと内容を取り違えます。要点、実践方法、使いにくい場面を分けて解説します。
1. 本書が答える問い
抜け漏れや話の飛躍を減らし、相手が追える形で考えを組み立てるにはどうするか。
本書はこの問いに対して、注目点を重なりなく分け、結論と根拠の関係を縦横に検査することで説明の質を上げると説明します。読みどころは、抽象的な理想論ではなく、判断や行動を変える単位まで考えられる点です。



