先に答え:この本は何に使える?
個人の能力、動機、評価、キャリア、職場への愛着を、組織成果と人の幸せの両面から考える。この考え方を自分の課題に当てはめたいなら、『組織行動の考え方』を読む意味がある。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『組織行動の考え方』が示す答えは、「個人の能力、動機、評価、キャリア、職場への愛着を、組織成果と人の幸せの両面から考える」である。本書は、この考えを組織・リーダーシップの判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- 組織について、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「個人差と状況の相互作用を見ながら、採用、配置、目標、フィードバック、成長機会を整える」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- 組織の全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- 心理尺度をラベルとして使い、人を固定的に分類しないを受け入れにくい人
リクルートHDの事例では、評価制度や上司行動の変更前後で、行動、協働、離職、顧客成果がどう変わるかを見るという視点で考えられます。
金井壽宏・高橋潔/東洋経済新報社/2004年4月/ISBN 9784492521465/A5判 296ページ
本書は、何をどう説明しているか
成果が出ない理由を本人の意欲だけに求め、役割、評価、上司、チーム、環境を見落とすという悩みに対し、個人差と状況の相互作用を見ながら、採用、配置、目標、フィードバック、成長機会を整えるという考え方を示します。本稿では公開書誌と紹介情報を土台に、内容の要約、向いている読者、実務での使い方、注意点を分けて解説します。



