先に答え:この本は何に使える?

初期採用者と主流顧客では購入理由と証拠が違う。この考え方を自分の課題に当てはめたいなら、『Crossing the Chasm』を読む意味がある。

01初期採用者と主流顧客では購入理由と証拠が違う
02狭い用途で完全な解決策を作ってから隣接市場へ広げる
03競合は同種製品ではなく現状維持を含む代替手段で定義する
AMAZON.CO.JPこの本をAmazonで見る
書籍情報

ジェフリー・A・ムーア翔泳社2014年10月/ISBN 978-4-7981-3779-7単行本・346ページ

本書は、何をどう説明しているか

『キャズム Ver.2』は、革新的商品が初期採用者から実利重視の主流顧客へ移る際に生じる断絶を扱う。ビーチヘッド市場、ホールプロダクト、競合ポジションを一体で設計する点が中心であり、単なる普及曲線の解説ではない。

1. いちばん伝えたいことと、よくある誤読

『キャズム Ver.2』は、革新的商品が初期採用者から実利重視の主流顧客へ移る際に生じる断絶を扱う。

ビーチヘッド市場、ホールプロダクト、競合ポジションを一体で設計する点が中心であり、単なる普及曲線の解説ではない。 中心にあるのは、初期市場と主流市場の断絶を、ビーチヘッド、ホールプロダクト、参照顧客で越えるという考えである。フレームワークの名前を覚えるより、どの前提を変える理論なのかを捉えたい。