先に答え:この本は何に使える?

『Continuous Discovery Habits』の価値は、成果から機会を分解するという見方を、実際の判断に使えるところにある。

01成果から機会を分解する
02複数解決策を比較する
03前提を小さく検証する
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書籍情報

Teresa TorresProduct Talk2021年/ISBN 9781736633304英語版

本書は、何をどう説明しているか

『Continuous Discovery Habits』は、顧客理解は大型調査ではなく、毎週の接点と機会・解決策・実験の連鎖で更新するという視点から、成果を起点に機会ツリーを作り、複数案を並行比較して前提を試す方法を示す。本稿では内容紹介にとどまらず、利用中の小さな不満や代替行動が頻繁に変わるデジタルサービスの状況を起点に、行動障壁、同じ目的を満たす別の選択肢、事業KPI、財務への波及まで検討する。

1. いちばん伝えたいことと、読む前に置くべき問い

いちばん伝えたいことと、読む前に置くべき問い

『Continuous Discovery Habits』の中心は、顧客理解は大型調査ではなく、毎週の接点と機会・解決策・実験の連鎖で更新するという主張にある。ここで重要なのは言葉を覚えることではなく、現在の事業で何を誤認している可能性があるかを問うことだ。成果を起点に機会ツリーを作り、複数案を並行比較して前提を試すという手順を、自社の顧客、競合、能力、収益構造に置き直して初めて実務で使える。