先に答え:この本は何に使える?

『The Power of Habit』の価値は、合図と期待報酬を特定するという見方を、実際の判断に使えるところにある。

01合図と期待報酬を特定する
02既存ルーティンを置き換える
03継続品質と粗利を測る
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書籍情報

Charles DuhiggRandom House2012年/ISBN 9780812981605英語版

本書は、何をどう説明しているか

『The Power of Habit』は、習慣は合図、ルーティン、報酬の循環として理解すると、置き換え可能になるという視点から、反復が始まる状況と期待報酬を特定し、同じ合図に別の行動を結びつける方法を示す。本稿では内容紹介にとどまらず、意思決定を毎回やり直さず、慣れた行動で安心と小さな報酬を得る状況を起点に、根源的な欲求、行動障壁、同じ目的を満たす別の選択肢、事業KPI、財務への波及まで検討する。

1. いちばん伝えたいことと、本書固有の射程

いちばん伝えたいことと、本書固有の射程

『The Power of Habit』の核は、習慣は合図、ルーティン、報酬の循環として理解すると、置き換え可能になるという主張にある。反復が始まる状況と期待報酬を特定し、同じ合図に別の行動を結びつけるという考え方は、施策を増やすための型ではない。現状の意思決定で何を成果と誤認し、どの前提を検証できていないかを明らかにするために使う。