先に答え:この本は何に使える?
『顧客起点の経営』の価値は、本書の主張を「顧客ごとの行動と心理を起点に、事業全体の判断を組み直す」の一文にまとめ、いまの仕事で試す場面を一つ選ぶという見方を、実際の判断に使えるところにある。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『顧客起点の経営』が示す答えは、「本書の主張を「顧客ごとの行動と心理を起点に、事業全体の判断を組み直す」の一文にまとめ、いまの仕事で試す場面を一つ選ぶ」である。本書は、この考えを顧客理解・マーケティングの判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- 顧客理解について、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「「平均値で顧客を捉え、誰がなぜ選んだかを見失う」が起きていないか、顧客の行動か現場の事実で確かめる」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- 顧客理解の全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- 注意したいのは、平均値で顧客を捉え、誰がなぜ選んだかを見失うという状態を、本書の用語だけで説明したつもりにならないことですを受け入れにくい人
楽天グループの公開情報を読むときは、「顧客ごとの行動と心理を起点に、事業全体の判断を組み直す」を確かめる問いとして本書の考え方を使えます。
西口一希/日経BP/2022/ISBN 9784296112616/記載版



