先に答え:この本は何に使える?
『ファンベース』の価値は、本書の主張を「支持する顧客を大切にし、中長期の価値と売上を育てる」の一文にまとめ、いまの仕事で試す場面を一つ選ぶという見方を、実際の判断に使えるところにある。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『ファンベース』が示す答えは、「本書の主張を「支持する顧客を大切にし、中長期の価値と売上を育てる」の一文にまとめ、いまの仕事で試す場面を一つ選ぶ」である。本書は、この考えを顧客理解・マーケティングの判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- 顧客理解について、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「「新規獲得だけを成長と捉え既存顧客の理由を見ない」が起きていないか、顧客の行動か現場の事実で確かめる」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- 顧客理解の全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- 注意したいのは、新規獲得だけを成長と捉え既存顧客の理由を見ないという状態を、本書の用語だけで説明したつもりにならないことですを受け入れにくい人
任天堂の公開情報を読むときは、「支持する顧客を大切にし、中長期の価値と売上を育てる」を確かめる問いとして本書の考え方を使えます。
佐藤尚之/筑摩書房/2018/ISBN 9784480071279/記載版



