先に答え:この本は何に使える?
『ファンベースなひとたち』の価値は、本書の主張を「企業事例から、支持を生む現場の行動と仕組みを学ぶ」の一文にまとめ、いまの仕事で試す場面を一つ選ぶという見方を、実際の判断に使えるところにある。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『ファンベースなひとたち』が示す答えは、「本書の主張を「企業事例から、支持を生む現場の行動と仕組みを学ぶ」の一文にまとめ、いまの仕事で試す場面を一つ選ぶ」である。本書は、この考えを顧客理解・マーケティングの判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- 顧客理解について、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「「成功事例の施策だけを表面的にまねる」が起きていないか、顧客の行動か現場の事実で確かめる」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- 顧客理解の全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- 注意したいのは、成功事例の施策だけを表面的にまねるという状態を、本書の用語だけで説明したつもりにならないことですを受け入れにくい人
アサヒグループホールディングスの公開情報を読むときは、「企業事例から、支持を生む現場の行動と仕組みを学ぶ」を確かめる問いとして本書の考え方を使えます。
佐藤尚之・津田匡保/日経BP/2020/ISBN 9784296107698/記載版



