先に答え:この本は何に使える?
本書の主張を「価値を誰からどのタイミングで収益化するか設計する」の一文にまとめ、いまの仕事で試す場面を一つ選ぶ。この考え方を自分の課題に当てはめたいなら、『マネタイズ戦略』を読む意味がある。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『マネタイズ戦略』が示す答えは、「本書の主張を「価値を誰からどのタイミングで収益化するか設計する」の一文にまとめ、いまの仕事で試す場面を一つ選ぶ」である。本書は、この考えを会計・収益モデルの判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- 会計について、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「「利用者と支払者を同一と決めつける」が起きていないか、顧客の行動か現場の事実で確かめる」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- 会計の全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- 注意したいのは、利用者と支払者を同一と決めつけるという状態を、本書の用語だけで説明したつもりにならないことですを受け入れにくい人
LINEヤフーの公開情報を読むときは、「価値を誰からどのタイミングで収益化するか設計する」を確かめる問いとして本書の考え方を使えます。
川上昌直/ダイヤモンド社/2017/ISBN 9784478102978/記載版
本書は、何をどう説明しているか
本書の読みどころは、「価値を誰からどのタイミングで収益化するか設計する」を日々の判断に持ち込める点です。現場で起こりやすいのは、利用者と支払者を同一と決めつけるという状態です。本記事では、著者の主張を紹介するだけでなく、計算式の正しさだけでなく、顧客数・単価・継続率など式を動かす事業上の前提を確かめるという視点から整理します。最後に、「課金点、限界費用、回収期間を事業モデル別に比べる」という観点から、成果を確かめる数字と判断基準まで整理します。



