先に答え:この本は何に使える?
『新規事業の実践論』の価値は、本書の主張を「社内起業家が仮説検証と資源獲得を進める現実的な道筋を示す」の一文にまとめ、いまの仕事で試す場面を一つ選ぶという見方を、実際の判断に使えるところにある。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『新規事業の実践論』が示す答えは、「本書の主張を「社内起業家が仮説検証と資源獲得を進める現実的な道筋を示す」の一文にまとめ、いまの仕事で試す場面を一つ選ぶ」である。本書は、この考えを経営・競争戦略の判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- 経営について、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「「完成度の高い計画書を作ってから顧客に会う」が起きていないか、顧客の行動か現場の事実で確かめる」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- 経営の全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- 注意したいのは、完成度の高い計画書を作ってから顧客に会うという状態を、本書の用語だけで説明したつもりにならないことですを受け入れにくい人
リクルートホールディングスの公開情報を読むときは、「社内起業家が仮説検証と資源獲得を進める現実的な道筋を示す」を確かめる問いとして本書の考え方を使えます。
麻生要一/NewsPicksパブリッシング/2019/ISBN 9784910063027/記載版



