先に答え:この本は何に使える?
『逆・タイムマシン経営論』の価値は、本書の主張を「流行語を歴史の反復として読み、経営判断の解像度を上げる」の一文にまとめ、いまの仕事で試す場面を一つ選ぶという見方を、実際の判断に使えるところにある。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『逆・タイムマシン経営論』が示す答えは、「本書の主張を「流行語を歴史の反復として読み、経営判断の解像度を上げる」の一文にまとめ、いまの仕事で試す場面を一つ選ぶ」である。本書は、この考えを経営・競争戦略の判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- 経営について、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「「新しい言葉だけで投資を正当化する」が起きていないか、顧客の行動か現場の事実で確かめる」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- 経営の全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- 注意したいのは、新しい言葉だけで投資を正当化するという状態を、本書の用語だけで説明したつもりにならないことですを受け入れにくい人
ソニーグループの公開情報を読むときは、「流行語を歴史の反復として読み、経営判断の解像度を上げる」を確かめる問いとして本書の考え方を使えます。
楠木建・杉浦泰/日経BP/2020/ISBN 9784296107339/記載版



