先に答え:この本は何に使える?
この本は、顧客理解で迷ったときに「調査手法から入らず、意思決定に必要な仮説と情報を先に決める」を判断軸として与えてくれる。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『プロが教えるマーケティングリサーチとデータ分析の基本』が示す答えは、「調査手法から入らず、意思決定に必要な仮説と情報を先に決める」である。本書は、この考えを顧客理解・行動科学の判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- 顧客理解について、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「判断課題、仮説、対象者、質問、分析、行動の順に設計し、調査の目的をぶらさない」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- 顧客理解の全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- 代表性のない標本、誘導質問、事後的な解釈で都合の良い結論を作らないを受け入れにくい人
カカクコムの事例では、回答者の言葉と実際の購買・利用行動が一致するか、行動データや追加インタビューで確かめるという視点で考えられます。
中野崇/すばる舎/2018年4月/ISBN 9784799106945/A5判 191ページ
本書は、何をどう説明しているか
アンケートを実施したのに、結果が興味深い事実の羅列で終わり次の行動が決まらないという悩みに対し、判断課題、仮説、対象者、質問、分析、行動の順に設計し、調査の目的をぶらさないという考え方を示します。本稿では公開書誌と紹介情報を土台に、内容の要約、向いている読者、実務での使い方、注意点を分けて解説します。



