先に答え:この本は何に使える?
『正しいものを正しくつくる』の価値は、作り方の正しさと、作るものの正しさを分け、両方を探索と開発の往復で高めるという見方を、実際の判断に使えるところにある。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『正しいものを正しくつくる』が示す答えは、「作り方の正しさと、作るものの正しさを分け、両方を探索と開発の往復で高める」である。本書は、この考えをプロダクト・イノベーションの判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- プロダクトについて、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「仮説検証で価値を確かめ、アジャイルな開発で品質と学習を保ちながら前へ進む」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- プロダクトの全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- 探索と開発を別組織へ丸投げすると学習が途切れるを受け入れにくい人
freeeの事例では、リリース量だけでなく、顧客の行動変化、継続、問い合わせ、事業成果を確認するという視点で考えられます。
市谷聡啓/ビー・エヌ・エヌ新社/2019年6月/ISBN 9784802511193/A5判 326ページ
本書は、何をどう説明しているか
予定通り高品質に開発しても、顧客の課題や事業目的から外れたものが完成するという悩みに対し、仮説検証で価値を確かめ、アジャイルな開発で品質と学習を保ちながら前へ進むという考え方を示します。本稿では公開書誌と紹介情報を土台に、内容の要約、向いている読者、実務での使い方、注意点を分けて解説します。



