先に答え:この本は何に使える?
出来事ではなく反復パターンと構造を読む。この考え方を自分の課題に当てはめたいなら、『The Fifth Discipline』を読む意味がある。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『学習する組織』が示す答えは、「出来事ではなく反復パターンと構造を読む」である。本書は、この考えをシステム思考・組織学習の判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- システム思考について、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「自分たちの暗黙の前提を検証対象にする」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- システム思考の全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- 壮大なビジョンや対話だけでは業績は変わらないを受け入れにくい人
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ピーター・M・センゲ/英治出版/2011年6月/ISBN 978-4-86276-101-9/単行本
本書は、何をどう説明しているか
本書はシステム思考を中核に、自己マスタリー、メンタルモデル、共有ビジョン、チーム学習の五つのディシプリンを扱う。短期施策の副作用や遅れを含め、組織が現実認識を更新する力を問う。
1. いちばん伝えたいことと、よくある誤読
本書はシステム思考を中核に、自己マスタリー、メンタルモデル、共有ビジョン、チーム学習の五つのディシプリンを扱う。
短期施策の副作用や遅れを含め、組織が現実認識を更新する力を問う。 中心にあるのは、五つのディシプリンを統合し、出来事の背後にある構造と前提を学習し続けるという考えである。フレームワークの名前を覚えるより、どの前提を変える理論なのかを捉えたい。



