先に答え:この本は何に使える?
共有する本人が得る社会的価値を考える。この考え方を自分の課題に当てはめたいなら、『Contagious』を読む意味がある。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『なぜ「あれ」は流行るのか?』が示す答えは、「共有する本人が得る社会的価値を考える」である。本書は、この考えを口コミ・情報拡散の判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- 口コミについて、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「日常のきっかけとブランドを結びつける」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- 口コミの全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- 再生数や言及数が増えても、ブランド帰属と購買状況が結びつかなければ事業価値は弱いを受け入れにくい人
Coca-Cola:日常の食事・共有状況とブランド想起を読む
ジョーナ・バーガー/日本経済新聞出版社/2013年9月/ISBN 978-4-532-31909-0/単行本
本書は、何をどう説明しているか
本書はSTEPPSの六原則から、商品やアイデアが人づてに広がる条件を整理する。派手な話題作りではなく、日常の状況で思い出され、語る本人にも価値がある情報へ変える点が重要である。
1. いちばん伝えたいことと、よくある誤読
本書はSTEPPSの六原則から、商品やアイデアが人づてに広がる条件を整理する。
派手な話題作りではなく、日常の状況で思い出され、語る本人にも価値がある情報へ変える点が重要である。 中心にあるのは、STEPPSの六原則で、想起され共有される情報と物語を設計するという考えである。フレームワークの名前を覚えるより、どの前提を変える理論なのかを捉えたい。



