先に答え:この本は何に使える?

この本は、メッセージ設計で迷ったときに「顧客の望む変化を主語にする」を判断軸として与えてくれる。

01顧客の望む変化を主語にする
02問題と計画を短く示す
03行動後の成果で検証する
AMAZON.CO.JPこの本をAmazonで見る
書籍情報

Donald MillerHarperCollins Leadership2017年/ISBN 9780718033330英語版

本書は、何をどう説明しているか

『Building a StoryBrand』は、ブランドを主人公にせず、顧客の進歩を助ける案内役として語るという視点から、顧客、問題、案内役、計画、行動、成功、失敗を一つの流れにする方法を示す。本稿では内容紹介にとどまらず、商品説明を読む時間がなく、自分の問題に関係するかを瞬時に判断する状況を起点に、行動障壁、同じ目的を満たす別の選択肢、事業KPI、財務への波及まで検討する。

1. いちばん伝えたいことと、読む前に置くべき問い

いちばん伝えたいことと、読む前に置くべき問い

『Building a StoryBrand』の中心は、ブランドを主人公にせず、顧客の進歩を助ける案内役として語るという主張にある。ここで重要なのは言葉を覚えることではなく、現在の事業で何を誤認している可能性があるかを問うことだ。顧客、問題、案内役、計画、行動、成功、失敗を一つの流れにするという手順を、自社の顧客、競合、能力、収益構造に置き直して初めて実務で使える。