先に答え:この本は何に使える?
消費は文化だけでなく、生存、配偶、血縁、地位という進化上の課題に根差した欲求からも説明できる。この考え方を自分の課題に当てはめたいなら、『The Consuming Instinct』を読む意味がある。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『The Consuming Instinct 消費を本能から考える』が示す答えは、「消費は文化だけでなく、生存、配偶、血縁、地位という進化上の課題に根差した欲求からも説明できる」である。本書は、この考えを欲求・消費者心理の判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- 欲求について、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「進化心理学を食、贈与、美、広告、ブランド選択の繰り返すパターンへつなげる」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- 欲求の全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- 進化説明を固定的な性差や万能理論にせず、文化と個人差を同時に見るを受け入れにくい人
商品が顧客の生存、魅力、養育、所属、地位のどの欲求へ触れるかを仮説化する
Gad Saad/Prometheus Books/2011/ISBN 9781616144296/English edition
本書は、何をどう説明しているか
本書の答えは、消費は文化だけでなく、生存、配偶、血縁、地位という進化上の課題に根差した欲求からも説明できるということです。背景にある仕組みは、進化心理学を食、贈与、美、広告、ブランド選択の繰り返すパターンへつなげること。さらに、人は安全、魅力、仲間からの承認を得たいが、その動機を機能的理由として説明しやすいという人の気持ちまで読むと、表面の手法を真似せず、自分の仕事へ応用する条件が見えてきます。



