先に答え:この本は何に使える?
この本は、知識創造で迷ったときに「知識を保有するだけでなく、実践知と共通善を結びつけてよりよい判断を生み出す」を判断軸として与えてくれる。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『ワイズカンパニー』が示す答えは、「知識を保有するだけでなく、実践知と共通善を結びつけてよりよい判断を生み出す」である。本書は、この考えを知識創造・経営の判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- 知識創造について、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「「ワイズカンパニー」の考え方を、顧客の状況、選ばれる理由、実行する組織、確かめる数字の順に分解する」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- 知識創造の全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- ワイズカンパニーの言葉だけを借りて成功事例を模倣せず、対象顧客、期間、費用、見直すサインを先に決めるを受け入れにくい人
自社の一つの課題を選び、「知識を保有するだけでなく、実践知と共通善を結びつけてよりよい判断を生み出す」という視点で顧客の行動前後と社内判断を書き直す
野中, 郁次郎/東洋経済新報社/2020/ISBN 9784492522301/English edition
本書は、何をどう説明しているか
本書の答えは、知識を保有するだけでなく、実践知と共通善を結びつけてよりよい判断を生み出すということです。背景にある仕組みは、「ワイズカンパニー」の考え方を、顧客の状況、選ばれる理由、実行する組織、確かめる数字の順に分解すること。さらに、『ワイズカンパニー』が注目する人の気持ちは、人は失敗を避けて安心したいため、分かりやすい手段へ飛びつきやすいという人の気持ちまで読むと、表面の手法を真似せず、自分の仕事へ応用する条件が見えてきます。



