先に答え:この本は何に使える?

『How to Measure Anything』の価値は、意思決定の閾値を決めるという見方を、実際の判断に使えるところにある。

01意思決定の閾値を決める
02不確実性を幅で表す
03価値の高い情報だけ測る
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書籍情報

Douglas W. HubbardWiley2007年/ISBN 9781118539279英語版

本書は、何をどう説明しているか

『How to Measure Anything』は、意思決定に影響するなら、曖昧な概念でも観察と確率で測定可能にできるという視点から、判断閾値、現在の不確実性、情報価値を置き、最小の追加測定を選ぶ方法を示す。本稿では内容紹介にとどまらず、ブランド、品質、リスクなど測れないと言われる対象へ投資する状況を起点に、行動障壁、同じ目的を満たす別の選択肢、事業KPI、財務への波及まで検討する。

1. いちばん伝えたいことと、読む前に置くべき問い

いちばん伝えたいことと、読む前に置くべき問い

『How to Measure Anything』の中心は、意思決定に影響するなら、曖昧な概念でも観察と確率で測定可能にできるという主張にある。ここで重要なのは言葉を覚えることではなく、現在の事業で何を誤認している可能性があるかを問うことだ。判断閾値、現在の不確実性、情報価値を置き、最小の追加測定を選ぶという手順を、自社の顧客、競合、能力、収益構造に置き直して初めて実務で使える。