先に答え:この本は何に使える?
『The Business Model Navigator』の価値は、現行モデルを四要素に分けるという見方を、実際の判断に使えるところにある。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『The Business Model Navigator』が示す答えは、「現行モデルを四要素に分ける」である。本書は、この考えをビジネスモデル革新の判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- ビジネスモデル革新について、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「異業種パターンを移植する」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- ビジネスモデル革新の全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- 組合せの新しさだけでは優位にならず、顧客価値と実行能力の適合が必要であるを受け入れにくい人
Adobe:買い切りから定額への移行を継続価値と前受収益で評価する
Oliver Gassmann、Karolin Frankenberger、Michaela Csik/Pearson/2014年/ISBN 9781292135700/英語版
本書は、何をどう説明しているか
『The Business Model Navigator』は、革新的なビジネスモデルの多くは既存パターンの再構成であり、白紙から発明する必要はないという視点から、顧客、価値提案、価値連鎖、収益構造を分解し、別業界のパターンを適応する方法を示す。本稿では内容紹介にとどまらず、現行商品の価値は認めるが、価格、購入方法、利用負担が合わず選べない状況を起点に、根源的な欲求、行動障壁、同じ目的を満たす別の選択肢、事業KPI、財務への波及まで検討する。



