ロイヤルティプログラム設計:ポイント依存から選ばれる習慣へ
利用額への還元だけでなく、顧客が戻る状況、達成感、特別扱い、使いやすさ、企業側の粗利を一体で設計します。
ロイヤルティプログラム設計を、誰のどんな状況で使うか
ロイヤルティプログラムは継続利用に報酬や利便を与え、顧客と企業の交換価値を長期化する仕組みである。 対象は会員・ポイント制度を運営する担当者であり、とくに「還元率を上げるほど利用は増えるが、特典を止めると顧客が離れる場面」で役に立つ。方法の名称から始めるのではなく、誰が何を決めるために使うのかを固定すると、集める情報と捨てる情報が明確になる。
顧客側には「得をしたい気持ちだけでなく、便利さ、所属感、達成感から戻りたくなる関係を作りたい」という気持ちがある。合理的な便益だけでなく、失敗回避、自律性、安心、承認、所属といった根源的な欲求のどれが強いかを見る。同じ属性でも状況が違えば、必要な証拠と選ぶ代替は変わる。