ブランド資産をロゴだけにしない:識別資産を一貫して育てる
色、形、音、言葉、キャラクターなど、ブランド名なしでも識別される手掛かりを設計・測定する。
ブランド資産で最初に押さえること
識別資産は、色、形、音、書体、キャラクター、言葉など、ブランド名を補助して想起と識別を速める手掛かりである。装飾ではなく記憶検索のインターフェースとして扱う。 識別資産の役割は好かれることより、接点の一瞬でブランドを正しく思い出せる確率を高めることという考え方を出発点にすると、目立つ施策や単独指標ではなく、顧客の選択が変わる条件を具体的に置ける。
社内で気に入られている要素と、市場でブランドへ固有に結びつく要素は違う。知名度と独自性を別々に測り、競合にも連想される一般表現を資産と誤認しない。 事実と解釈を混ぜず、対象、期間、比較相手を明記することが、もっともらしい一般論を避ける第一歩になる。
このテーマで重要なのは用語を覚えることではない。どの顧客状況に適用し、何を観察し、どの結果なら仮説を捨てるかまで決めて初めて、理論が意思決定の道具になる。