先に答え:この本は何に使える?

『Rework』の価値は、顧客価値に不要な範囲を削るという見方を、実際の判断に使えるところにある。

01顧客価値に不要な範囲を削る
02小さく有償で届ける
03固定費と継続粗利を比べる
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書籍情報

Jason Fried、David Heinemeier HanssonCrown Business2010年/ISBN 9780307463746英語版

本書は、何をどう説明しているか

『Rework』は、過剰な計画、会議、拡大を減らし、顧客へ届く小さな価値を早く出す方が事業は前進するという視点から、制約を受け入れ、範囲を削り、自社で使い、直接届け、実際の反応から改善する方法を示す。本稿では内容紹介にとどまらず、多機能より、特定の仕事を迷わず終えられる簡潔さを求める小規模顧客を起点に、根源的な欲求、行動障壁、同じ目的を満たす別の選択肢、事業KPI、財務への波及まで検討する。

1. いちばん伝えたいことと、本書固有の射程

『Rework』の核は、過剰な計画、会議、拡大を減らし、顧客へ届く小さな価値を早く出す方が事業は前進するという主張にある。

制約を受け入れ、範囲を削り、自社で使い、直接届け、実際の反応から改善するという考え方は、施策を増やすための型ではない。現状の意思決定で何を成果と誤認し、どの前提を検証できていないかを明らかにするために使う。