先に答え:この本は何に使える?

この本は、会計史で迷ったときに「数字が生まれた目的を知る」を判断軸として与えてくれる。

01数字が生まれた目的を知る
02事業モデルへ勘定を戻す
03三表と顧客行動をつなぐ
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書籍情報

田中靖浩日本経済新聞出版社2018年/ISBN 9784532322038日本語版

本書は、何をどう説明しているか

『会計の世界史』は、簿記、決算、ファイナンスは商業、産業、資本市場の変化に応じて発達してきたという視点から、歴史上の取引、株式会社、工場、投資家と会計制度の関係から数字の意味を読む方法を示す。本稿では書籍固有の主張を整理し、決算書を固定的なルールとして覚え、事業構造との関係を見失う読者を起点に、根源欲求、行動障壁、同じ目的を満たす別の選択肢、事業KPI、PL・BS・CFへの波及まで読み解く。

1. 要約:本書が変える判断

本書が変える判断

『会計の世界史』のいちばん伝えたいことは、簿記、決算、ファイナンスは商業、産業、資本市場の変化に応じて発達してきたという点にある。歴史上の取引、株式会社、工場、投資家と会計制度の関係から数字の意味を読むという考え方は、用語を覚えるためでなく、現在の事業判断で何を成果と誤認し、どの前提を検証できていないかを見つけるために使う。著者の主張と当サイトの適用仮説を混同せず、書籍の射程を保ったまま実務へわかりやすく言い換える。