先に答え:この本は何に使える?
意思決定に必要な指標を絞る。この考え方を自分の課題に当てはめたいなら、『データ・ドリブン・マーケティング』を読む意味がある。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『データ・ドリブン・マーケティング』が示す答えは、「意思決定に必要な指標を絞る」である。本書は、この考えをマーケティング指標・投資判断の判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- マーケティング指標について、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「増分効果を試験する」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- マーケティング指標の全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- 指標は因果を自動的に示さないを受け入れにくい人
花王:広告接触だけでなくカテゴリー購入者への浸透・配荷・粗利をブランド別に見る
マーク・ジェフリー/ダイヤモンド社/2017年/ISBN 9784478039632/日本語版
本書は、何をどう説明しているか
『データ・ドリブン・マーケティング』の書評・要約。ブランド、獲得、顧客価値、デジタル、試験の指標を目的別に選び、施策間の資金移動へ使うという本書の考え方を、大量のダッシュボードはあるが、どの施策を増やし、減らし、止めるか決められない組織の実務に置き直し、顧客の欲求、選ばない理由、企業事例、事業KPI、PL・BS・CFへのつながりまで解説する。
1. 要約:この本から学べること
この本から学べること
『データ・ドリブン・マーケティング』が伝えるのは、マーケティングは測りやすい反応だけでなく、顧客価値と利益に届く共通指標で投資配分を判断するという考え方だ。ブランド、獲得、顧客価値、デジタル、試験の指標を目的別に選び、施策間の資金移動へ使う。ここで大切なのは、目新しい言葉を覚えることではなく、いまの仕事で見落としている判断を見つけることである。本書の説明と当サイトの企業分析を分けながら、読後に何を変えられるかまで考える。



