先に答え:この本は何に使える?
想起されやすさと買いやすさを広げ、ブランド成長を再現可能に捉えるため、自社の顧客状況を一つ決める。この考え方を自分の課題に当てはめたいなら、『ブランディングの科学』を読む意味がある。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『ブランディングの科学』が示す答えは、「想起されやすさと買いやすさを広げ、ブランド成長を再現可能に捉えるため、自社の顧客状況を一つ決める」である。本書は、この考えをブランド・マーケティングの判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- ブランドについて、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「ロイヤル顧客だけを見て新規・ライト層への到達を狭めるという失敗を防ぐ観察指標を置く」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- ブランドの全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- 本書の手法は前提が違えば結果も変わりますを受け入れにくい人
kaoでは、想起されやすさと買いやすさを広げ、ブランド成長を再現可能に捉えるという観点で公開情報を読み直せます。
バイロン・シャープ/朝日新聞出版/2020/ISBN 9784023318823/記載版
本書は、何をどう説明しているか
本書を生かすには、想起されやすさと買いやすさを広げ、ブランド成長を再現可能に捉えることが中心です。ただし、ロイヤル顧客だけを見て新規・ライト層への到達を狭めると一般論で終わります。顧客が避けたい不安、得たい達成感、所属、自己表現を利用場面ごとに捉え、浸透率、購買者数、購入頻度を売上分解へつなぐという順で検証します。



