先に答え:この本は何に使える?
ブランドの意味と事業活動を一貫したシナリオにするため、自社の顧客状況を一つ決める。この考え方を自分の課題に当てはめたいなら、『ブランド戦略シナリオ』を読む意味がある。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『ブランド戦略シナリオ』が示す答えは、「ブランドの意味と事業活動を一貫したシナリオにするため、自社の顧客状況を一つ決める」である。本書は、この考えをブランド・マーケティングの判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- ブランドについて、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「広告表現だけを整え組織の行動と顧客体験がずれるという失敗を防ぐ観察指標を置く」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- ブランドの全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- 本書の手法は前提が違えば結果も変わりますを受け入れにくい人
sonyでは、ブランドの意味と事業活動を一貫したシナリオにするという観点で公開情報を読み直せます。
阿久津聡・石田茂/ダイヤモンド社/2002/ISBN 9784478374009/記載版
本書は、何をどう説明しているか
本書を生かすには、ブランドの意味と事業活動を一貫したシナリオにすることが中心です。ただし、広告表現だけを整え組織の行動と顧客体験がずれると一般論で終わります。顧客が避けたい不安、得たい達成感、所属、自己表現を利用場面ごとに捉え、価格、選択率、継続とブランド投資を結びつけるという順で検証します。



