先に答え:この本は何に使える?
『ザ・会社改造』の価値は、戦略、組織、人材を同時に動かし企業変革を実行するため、自社の顧客状況を一つ決めるという見方を、実際の判断に使えるところにある。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『ザ・会社改造』が示す答えは、「戦略、組織、人材を同時に動かし企業変革を実行するため、自社の顧客状況を一つ決める」である。本書は、この考えを組織・リーダーシップの判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- 組織について、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「理念の発表や組織図変更だけで変革したつもりになるという失敗を防ぐ観察指標を置く」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- 組織の全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- 本書の手法は前提が違えば結果も変わりますを受け入れにくい人
hitachiでは、戦略、組織、人材を同時に動かし企業変革を実行するという観点で公開情報を読み直せます。
三枝匡/日本経済新聞出版社/2016/ISBN 9784532320973/記載版
本書は、何をどう説明しているか
本書を生かすには、戦略、組織、人材を同時に動かし企業変革を実行することが中心です。ただし、理念の発表や組織図変更だけで変革したつもりになると一般論で終わります。顧客が避けたい不安、得たい達成感、所属、自己表現を利用場面ごとに捉え、事業別の収益性と変革投資の回収を追うという順で検証します。



