先に答え:この本は何に使える?
『チームが機能するとはどういうことか』の価値は、固定メンバーでなくても学習しながら協働できるチームをつくるため、自社の顧客状況を一つ決めるという見方を、実際の判断に使えるところにある。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『チームが機能するとはどういうことか』が示す答えは、「固定メンバーでなくても学習しながら協働できるチームをつくるため、自社の顧客状況を一つ決める」である。本書は、この考えを組織・リーダーシップの判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- 組織について、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「役割分担だけ決めて知識の統合を放置するという失敗を防ぐ観察指標を置く」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- 組織の全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- 本書の手法は前提が違えば結果も変わりますを受け入れにくい人
accentureでは、固定メンバーでなくても学習しながら協働できるチームをつくるという観点で公開情報を読み直せます。
エイミー・C・エドモンドソン/英治出版/2014/ISBN 9784862761828/記載版
本書は、何をどう説明しているか
本書を生かすには、固定メンバーでなくても学習しながら協働できるチームをつくることが中心です。ただし、役割分担だけ決めて知識の統合を放置すると一般論で終わります。顧客が避けたい不安、得たい達成感、所属、自己表現を利用場面ごとに捉え、案件速度、品質、再作業の削減を収益性へつなぐという順で検証します。



