先に答え:この本は何に使える?
この本は、経営で迷ったときに「本を材料に因果関係を考え、戦略を自分の言葉で説明するため、自社の顧客状況を一つ決める」を判断軸として与えてくれる。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『戦略読書日記』が示す答えは、「本を材料に因果関係を考え、戦略を自分の言葉で説明するため、自社の顧客状況を一つ決める」である。本書は、この考えを経営・競争戦略の判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- 経営について、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「要約と引用を集めただけで考えた気になるという失敗を防ぐ観察指標を置く」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- 経営の全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- 本書の手法は前提が違えば結果も変わりますを受け入れにくい人
fastretailingでは、本を材料に因果関係を考え、戦略を自分の言葉で説明するという観点で公開情報を読み直せます。
楠木建/筑摩書房/2019/ISBN 9784480435910/記載版
本書は、何をどう説明しているか
本書を生かすには、本を材料に因果関係を考え、戦略を自分の言葉で説明することが中心です。ただし、要約と引用を集めただけで考えた気になると一般論で終わります。顧客が避けたい不安、得たい達成感、所属、自己表現を利用場面ごとに捉え、戦略の因果を利益率とキャッシュの時間軸で確かめるという順で検証します。



