先に答え:この本は何に使える?
この本は、価格で迷ったときに「比較、基準価格、選択肢の見せ方が価格判断へ与える影響を理解するため、自社の顧客状況を一つ決める」を判断軸として与えてくれる。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『価格の心理学』が示す答えは、「比較、基準価格、選択肢の見せ方が価格判断へ与える影響を理解するため、自社の顧客状況を一つ決める」である。本書は、この考えを価格・収益モデルの判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- 価格について、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「原価に利益を足すだけで顧客の価値判断を見ないという失敗を防ぐ観察指標を置く」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- 価格の全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- 本書の手法は前提が違えば結果も変わりますを受け入れにくい人
nitoriでは、比較、基準価格、選択肢の見せ方が価格判断へ与える影響を理解するという観点で公開情報を読み直せます。
リー・コールドウェル/日本実業出版社/2013/ISBN 9784534050427/記載版
本書は、何をどう説明しているか
本書を生かすには、比較、基準価格、選択肢の見せ方が価格判断へ与える影響を理解することが中心です。ただし、原価に利益を足すだけで顧客の価値判断を見ないと一般論で終わります。顧客が避けたい不安、得たい達成感、所属、自己表現を利用場面ごとに捉え、価格受容性、構成比、粗利、解約の変化を同時に追うという順で検証します。



