先に答え:この本は何に使える?
この本は、価格で迷ったときに「勘ではなく価値、需要、競争、コストから価格を設計するため、自社の顧客状況を一つ決める」を判断軸として与えてくれる。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『値決めの教科書』が示す答えは、「勘ではなく価値、需要、競争、コストから価格を設計するため、自社の顧客状況を一つ決める」である。本書は、この考えを価格・収益モデルの判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- 価格について、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「競合価格に合わせて自社価値と利益構造を失うという失敗を防ぐ観察指標を置く」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- 価格の全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- 本書の手法は前提が違えば結果も変わりますを受け入れにくい人
keyenceでは、勘ではなく価値、需要、競争、コストから価格を設計するという観点で公開情報を読み直せます。
高橋嘉尋/日経BP/2023/ISBN 9784296201839/記載版
本書は、何をどう説明しているか
本書を生かすには、勘ではなく価値、需要、競争、コストから価格を設計することが中心です。ただし、競合価格に合わせて自社価値と利益構造を失うと一般論で終わります。顧客が避けたい不安、得たい達成感、所属、自己表現を利用場面ごとに捉え、単価と数量の感応度を粗利額と回収期間で比較するという順で検証します。



