先に答え:この本は何に使える?
財務三表の変化から企業で起きた出来事を推理するため、自社の顧客状況を一つ決める。この考え方を自分の課題に当てはめたいなら、『決算書ナゾトキトレーニング』を読む意味がある。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『決算書ナゾトキトレーニング』が示す答えは、「財務三表の変化から企業で起きた出来事を推理するため、自社の顧客状況を一つ決める」である。本書は、この考えを会計・収益モデルの判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- 会計について、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「指標を暗記して事業の因果を説明できないという失敗を防ぐ観察指標を置く」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- 会計の全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- 本書の手法は前提が違えば結果も変わりますを受け入れにくい人
nitoriでは、財務三表の変化から企業で起きた出来事を推理するという観点で公開情報を読み直せます。
村上茂久/PHP研究所/2022/ISBN 9784569850986/記載版
本書は、何をどう説明しているか
本書を生かすには、財務三表の変化から企業で起きた出来事を推理することが中心です。ただし、指標を暗記して事業の因果を説明できないと一般論で終わります。顧客が避けたい不安、得たい達成感、所属、自己表現を利用場面ごとに捉え、PL、BS、CFをつなぎ成長に必要な資金を読むという順で検証します。



