先に答え:この本は何に使える?
『FACTFULNESS』の価値は、思い込みを離れ比較可能なデータで現状を判断するため、自社の顧客状況を一つ決めるという見方を、実際の判断に使えるところにある。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『FACTFULNESS』が示す答えは、「思い込みを離れ比較可能なデータで現状を判断するため、自社の顧客状況を一つ決める」である。本書は、この考えをデータ・意思決定の判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- データについて、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「劇的な事例や悪化のニュースだけで全体傾向を決めるという失敗を防ぐ観察指標を置く」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- データの全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- 本書の手法は前提が違えば結果も変わりますを受け入れにくい人
takedaでは、思い込みを離れ比較可能なデータで現状を判断するという観点で公開情報を読み直せます。
ハンス・ロスリングほか/日経BP/2019/ISBN 9784822289607/記載版
本書は、何をどう説明しているか
本書を生かすには、思い込みを離れ比較可能なデータで現状を判断することが中心です。ただし、劇的な事例や悪化のニュースだけで全体傾向を決めると一般論で終わります。顧客が避けたい不安、得たい達成感、所属、自己表現を利用場面ごとに捉え、分母、期間、分布を揃えて成長とリスクを評価するという順で検証します。



