先に答え:この本は何に使える?
『モチベーション3.0』の価値は、裁量を渡す範囲と期待成果を明確にするという見方を、実際の判断に使えるところにある。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『モチベーション3.0』が示す答えは、「裁量を渡す範囲と期待成果を明確にする」である。本書は、この考えを組織・リーダーシップの判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- 組織について、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「成長が見えるフィードバックを用意する」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- 組織の全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- 報酬制度をなくせば全員が自発的に働くと考えることは避けてくださいを受け入れにくい人
まず試す:一つの仕事について、手順を任せられる部分と結果を確認する基準を分ける
ダニエル・ピンク/講談社/2010/ISBN 9784062144490/記載版
本書は、何をどう説明しているか
本書が向き合うのは「複雑で創造的な仕事に、報酬と罰だけでは十分な意欲を生めないのはなぜか」という問いです。自律性、上達、目的という内発的な動機が、長期的な工夫と継続を支える 一方で、報酬制度をなくせば全員が自発的に働くと考えることと内容を取り違えます。要点、実践方法、使いにくい場面を分けて解説します。
1. 本書が答える問い
複雑で創造的な仕事に、報酬と罰だけでは十分な意欲を生めないのはなぜか。
本書はこの問いに対して、自律性、上達、目的という内発的な動機が、長期的な工夫と継続を支えると説明します。読みどころは、抽象的な理想論ではなく、判断や行動を変える単位まで考えられる点です。



