先に答え:この本は何に使える?
必要な情報を階層内に閉じない。この考え方を自分の課題に当てはめたいなら、『TEAM OF TEAMS』を読む意味がある。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『TEAM OF TEAMS』が示す答えは、「必要な情報を階層内に閉じない」である。本書は、この考えを組織・リーダーシップの判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- 組織について、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「判断権を現場へ近づける」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- 組織の全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- 会議へ全員を参加させれば透明性が高まると考えることは避けてくださいを受け入れにくい人
まず試す:意思決定が遅れた案件を一つ選び、情報と権限がどこで止まったかを図にする
スタンリー・マクリスタルほか/日経BP/2016/ISBN 9784822251543/記載版
本書は、何をどう説明しているか
本書が向き合うのは「変化が速い環境で、大きな組織はどうすれば小さなチームの機動力を保てるか」という問いです。情報を広く共有し、現場へ実行権限を渡しながら、共通目的で複数チームを結ぶ 一方で、会議へ全員を参加させれば透明性が高まると考えることと内容を取り違えます。要点、実践方法、使いにくい場面を分けて解説します。
1. 本書が答える問い
変化が速い環境で、大きな組織はどうすれば小さなチームの機動力を保てるか。
本書はこの問いに対して、情報を広く共有し、現場へ実行権限を渡しながら、共通目的で複数チームを結ぶと説明します。読みどころは、抽象的な理想論ではなく、判断や行動を変える単位まで考えられる点です。



