先に答え:この本は何に使える?
この本は、プロダクトで迷ったときに「顧客の前後体験と裏側の業務を一つのサービスとして可視化し、部門をまたいで改善する」を判断軸として与えてくれる。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『THIS IS SERVICE DESIGN DOING サービスデザインの実践』が示す答えは、「顧客の前後体験と裏側の業務を一つのサービスとして可視化し、部門をまたいで改善する」である。本書は、この考えをプロダクト・イノベーションの判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- プロダクトについて、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「調査、ジャーニー、サービスブループリント、共創、試作を状況に合わせて運用する」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- プロダクトの全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- きれいなブループリント作りで終えず、責任者、期限、検証方法まで決めるを受け入れにくい人
楽天グループの事例では、顧客接点とバックヤード工程を対応させ、失敗点が顧客・従業員・コストへ与える影響を測るという視点で考えられます。
マーク・スティックドーンほか/ビー・エヌ・エヌ新社/2020年2月/ISBN 9784802511247/B5変形 573ページ
本書は、何をどう説明しているか
画面や接客の一部分だけを直し、待ち時間、引継ぎ、例外処理が顧客体験を壊すという悩みに対し、調査、ジャーニー、サービスブループリント、共創、試作を状況に合わせて運用するという考え方を示します。本稿では公開書誌と紹介情報を土台に、内容の要約、向いている読者、実務での使い方、注意点を分けて解説します。



