先に答え:この本は何に使える?
組織文化は掲げた言葉ではなく、難しい局面でリーダーが許し、罰し、称えた行動で決まる。この考え方を自分の課題に当てはめたいなら、『Who You Are(フーユーアー)』を読む意味がある。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『Who You Are(フーユーアー)』が示す答えは、「組織文化は掲げた言葉ではなく、難しい局面でリーダーが許し、罰し、称えた行動で決まる」である。本書は、この考えを組織文化・リーダーシップの判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- 組織文化について、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「歴史上のリーダーと企業事例から、行動規範を日々の判断へ埋め込む」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- 組織文化の全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- 強烈な逸話だけをまねると、恐怖や個人崇拝を文化と取り違えるため、成功例や型をそのまま移さず、対象、期間、確かめる数字を決めて小さく試してくださいを受け入れにくい人
まず、最近の難しい判断を一つ選び、会社が実際に優先した価値と犠牲にした価値を書く
ベン・ホロウィッツ/日経BP/2020年4月/ISBN 9784822288815/日本語版・記載版
本書は、何をどう説明しているか
本書は歴史上のリーダーと企業事例から、行動規範を日々の判断へ埋め込むという流れで、価値観ポスターはあるのに、評価、採用、撤退判断が別の論理で動く状況を見直す手がかりを示します。要約だけで終わらせず、最近の難しい判断を一つ選び、会社が実際に優先した価値と犠牲にした価値を書くところまで具体化します。



