先に答え:この本は何に使える?
『付加価値のつくりかた』の価値は、付加価値を抽象的な工夫ではなく、顧客の困りごとを解消し企業に利益を残す差として捉えるという見方を、実際の判断に使えるところにある。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『付加価値のつくりかた』が示す答えは、「付加価値を抽象的な工夫ではなく、顧客の困りごとを解消し企業に利益を残す差として捉える」である。本書は、この考えを価値提案・収益性の判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- 価値提案について、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「顧客が感じる価値、価格、原価、生産性を一つの仕事の設計へまとめる」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- 価値提案の全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- 高価格化だけを付加価値と呼ぶと、顧客成果のない値上げや過剰品質になるため、成功例や型をそのまま移さず、対象、期間、確かめる数字を決めて小さく試してくださいを受け入れにくい人
まず、顧客が払っているのに使っていない作業と、無料でも高く評価する成果を分ける
田尻望/かんき出版/2022年11月9日/ISBN 9784761276362/日本語版・記載版
本書は、何をどう説明しているか
本書は顧客が感じる価値、価格、原価、生産性を一つの仕事の設計へまとめるという流れで、忙しく改善しているのに単価も粗利も上がらず、作業だけが増える状況を見直す手がかりを示します。要約だけで終わらせず、顧客が払っているのに使っていない作業と、無料でも高く評価する成果を分けるところまで具体化します。



