先に答え:この本は何に使える?

『Lead and Disrupt』の価値は、探索と深化では顧客・能力・評価指標を分けるという見方を、実際の判断に使えるところにある。

01探索と深化では顧客・能力・評価指標を分ける
02探索組織を分けても経営トップが資源と正当性を統合する
03新規事業に既存事業の短期利益基準を早期適用しない
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書籍情報

チャールズ・A・オライリー、マイケル・L・タッシュマン東洋経済新報社2019年2月/ISBN 978-4-492-53408-3単行本

本書は、何をどう説明しているか

本書は成功した既存事業の能力が新規事業を阻む『成功の罠』を示し、探索組織の分離と経営陣による統合を論じる。単に新規事業予算を増やす話ではなく、異なる文化、指標、資源配分を同時に管理する経営論である。

1. いちばん伝えたいことと、よくある誤読

本書は成功した既存事業の能力が新規事業を阻む『成功の罠』を示し、探索組織の分離と経営陣による統合を論じる。

単に新規事業予算を増やす話ではなく、異なる文化、指標、資源配分を同時に管理する経営論である。 中心にあるのは、既存能力を深化する組織と新能力を探索する組織を分け、経営が戦略的に統合するという考えである。フレームワークの名前を覚えるより、どの前提を変える理論なのかを捉えたい。