先に答え:この本は何に使える?
『世界観をつくる』の価値は、機能が似る時代には、情報を意味づけ、顧客が参加したい未来を一貫した世界として示す力が価値になるという見方を、実際の判断に使えるところにある。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『世界観をつくる』が示す答えは、「機能が似る時代には、情報を意味づけ、顧客が参加したい未来を一貫した世界として示す力が価値になる」である。本書は、この考えをブランド・創造性の判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- ブランドについて、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「感性と知性、物語と事業、表現と判断を往復し、商品・空間・言葉へ同じ意味を通す」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- ブランドの全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- 雰囲気の統一だけで世界観と呼ばず、顧客の選択と会社の資源配分が変わったかを見るを受け入れにくい人
ブランドが増やしたい未来を一文にし、商品、売場、接客、価格で矛盾する点を探す
山口周・水野学/朝日新聞出版/2020/ISBN 9784022516732/English edition
本書は、何をどう説明しているか
本書の答えは、機能が似る時代には、情報を意味づけ、顧客が参加したい未来を一貫した世界として示す力が価値になるということです。背景にある仕組みは、感性と知性、物語と事業、表現と判断を往復し、商品・空間・言葉へ同じ意味を通すこと。さらに、人は便利さだけでなく、自分が何を大切にする人かを確かめられる選択を求めるという人の気持ちまで読むと、表面の手法を真似せず、自分の仕事へ応用する条件が見えてきます。



