先に答え:この本は何に使える?
大企業でも起業家的な実験を一時的な制度でなく、継続的な経営能力として組み込める。この考え方を自分の課題に当てはめたいなら、『The Startup Way』を読む意味がある。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『The Startup Way』が示す答えは、「大企業でも起業家的な実験を一時的な制度でなく、継続的な経営能力として組み込める」である。本書は、この考えを組織・イノベーションの判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- 組織について、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「小さなチーム、成長仮説、革新会計、資金の段階配分を通常経営へつなげる」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- 組織の全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- 実験という言葉で責任や収益化期限を曖昧にすると案件が滞留するを受け入れにくい人
既存の予算審査と別に、学習証拠で追加投資する小枠を設ける
Eric Ries/Knopf Doubleday Publishing Group/2017/ISBN 9780241972717/English-language edition
本書は、何をどう説明しているか
本書が伝えるのは、大企業でも起業家的な実験を一時的な制度でなく、継続的な経営能力として組み込めるということです。具体的には、小さなチーム、成長仮説、革新会計、資金の段階配分を通常経営へつなげる。その背景には、安定した所属を保ちながら、新しい挑戦に参加し影響を生みたいという欲求があります。要点だけでなく、試し方と数字まで整理します。



