先に答え:この本は何に使える?
『センスは知識からはじまる』の価値は、本書の主張を「蓄えた知識を比較し、普通を理解して良い違いをつくる」の一文にまとめ、いまの仕事で試す場面を一つ選ぶという見方を、実際の判断に使えるところにある。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『センスは知識からはじまる』が示す答えは、「本書の主張を「蓄えた知識を比較し、普通を理解して良い違いをつくる」の一文にまとめ、いまの仕事で試す場面を一つ選ぶ」である。本書は、この考えをデザイン・創造性の判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- デザインについて、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「「感覚を才能扱いして改善手順を持たない」が起きていないか、顧客の行動か現場の事実で確かめる」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- デザインの全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- 注意したいのは、感覚を才能扱いして改善手順を持たないという状態を、本書の用語だけで説明したつもりにならないことですを受け入れにくい人
良品計画の公開情報を読むときは、「蓄えた知識を比較し、普通を理解して良い違いをつくる」を確かめる問いとして本書の考え方を使えます。
水野学/朝日新聞出版/2014/ISBN 9784022511744/記載版



