先に答え:この本は何に使える?
この本は、組織で迷ったときに「不確実性と認知のずれを減らし技術組織を改善するため、自社の顧客状況を一つ決める」を判断軸として与えてくれる。
この本の考え方は、現実でも使えるか
『エンジニアリング組織論への招待』が示す答えは、「不確実性と認知のずれを減らし技術組織を改善するため、自社の顧客状況を一つ決める」である。本書は、この考えを組織・リーダーシップの判断にどう使うかを説明する。
使いやすい条件
- 組織について、知識の収集ではなく具体的な判断基準がほしい人
- 「人の問題を能力や性格だけに帰属させるという失敗を防ぐ観察指標を置く」を自分の仕事や生活で試したい人
そのまま使わない方がよい条件
- 組織の全体像より、すぐ使えるチェックリストだけを短時間で探している人
- 本書の手法は前提が違えば結果も変わりますを受け入れにくい人
freeeでは、不確実性と認知のずれを減らし技術組織を改善するという観点で公開情報を読み直せます。
広木大地/技術評論社/2018/ISBN 9784774196053/記載版
本書は、何をどう説明しているか
本書を生かすには、不確実性と認知のずれを減らし技術組織を改善することが中心です。ただし、人の問題を能力や性格だけに帰属させると一般論で終わります。顧客が避けたい不安、得たい達成感、所属、自己表現を利用場面ごとに捉え、開発リードタイム、障害、再作業を事業成果へつなぐという順で検証します。



